────ピシッ! 「うぬぼれんな!」 「イテッ!」 絶対忘れんなよな。 俺も絶対に忘れないから。 きっと、これがお前にする最後のデコピン。 そう思ったら、指先が震えた。 急いでそれを消そうと、手のひらをグッと強く握る。 ずっと こうやって…お前と一緒にいてぇよ。 けど残酷にも、楽しくてしかたない時間ほどものすごい速さで過ぎていくんだ。 ちょうど辺りが薄暗くなってきた頃。