キミに…Kiss


なにがクリスマスだよ?


ほっとけっつーの!


店員を無視し、また店内を1人で見て歩く。


俺を誘った本人はショーケースの中をまだ睨んでるし。


その間、無意識のうちに俺は1人でずっと──・・・





──────────・・・


それからやっと店を出た。


愛理を家まで送る途中、やけに静かだったコイツが急に話をはじめたと思ったら、こんなことを言ってきた。


「ねぇ?さっき、なんの話してたの?」


「……え」


「陸、きれいなおねーさんと仲よく話してたでしょ?」


「仲よくなんかしてねぇよ」


「あたし見たもんっ!!」


「……してねぇって言ってんだろ!」



俺がそう言い返した瞬間。



「うわぁ~っ!」