キミに…Kiss


「彼女さんになにかお探しですか~?」


「え?」


急に俺の隣にやって来たのは、細くてめちゃめちゃケバいショップ店員。


「さっき2人が一緒にいるところを見てて微笑ましくなっちゃったぁ♪かわいい彼女さんだよね?」


「…………」


「これなんか、彼女にどうかなぁ?」


そう言って、目の前に出されたのは…


ハデなショッキングピンクのアニマル柄のストール。


それを見せられた時、アイツに全然似合ってなくて笑えた。



アイツに似合うのはそんなんじゃねぇよ。



「彼女さん、クリスマスに彼氏からもらったら、すっごく喜ぶと思うんだけどなぁ」


「プレゼントなんて…別に考えてねぇし」


「えっ!?クリスマスなのに?」