キミに…Kiss


「陸~~っ!!」


クラスが違うから、なかなか学校で会えない陸。


だから、そのカッコいい顔が少し見えただけで


もう超~ご機嫌になるあたし。


教科書を持ったまま、両手を上げてジャンプし、陸に自分を猛烈にアピール。



したんだけど……えっ?



陸は一瞬こっちをチラッと見ただけで、どっかに消えちゃった。


「なに…アイツ。スカしちゃってさ!愛理、あんなヤツがいいのかよ?」


「陸の悪口言わないでっ!!」


でも、どうしてあたしのこと、無視したの?


今朝だって冷たくなかった?


いや、どう考えたって、やっぱり冷たすぎるよね。


陸がなにを考えているのか、わかんなくなる……。