キミに…Kiss


急にコイツが話かけてきた。


「え?」


「……ダメ?」


「……べつにいいけど」


で、微妙な距離を保ちながら、公園にやって来た2人。


ベンチに並んで座ったものの、誘った本人は相変わらず黙って足元を見たままで。


沈黙に耐えがたくなった俺はジュースを買いに行った。


「ほら」


「あっ、ありがとぉ…」


冷たいミルクティーのペットボトルを手渡すと、一瞬だけ嬉しそうにニコッと笑みを見せたけど


また、すぐに2人の間に流れはじめる静かな時間。


あーもうっ!!


誘っといて、なんだっつうんだよ!


「なぁ?お前、いつもと様子がちがくね?」