本命は、池田屋やった


副長の処へ知らせに走る


「チッ わかった
山崎 池田屋に戻れ!
近藤さんが突入しても、外で待機だ!」


「はい」





副長の指示通り、池田屋へ向かうが


その途中


暗闇でもわかる



屋根を走る悠真は、忍のような速さや



「なにしてんねん!!」


「山崎さん!!池田屋、大変ですよ!!
桂を追っているので!また後で!!」


「あかん!!」


悠真を強引に止めた

なんや、抱きしめたみたいや



「あ…… 見失っちゃった……」


「今日は、あかん!!
向こうも苛立ってるんや!
また、明るいで誰かと一緒の時や!
わかったか?」


「わかりません!」


「あのなぁ…」


「池田屋!!大変です!!
そちらに行くんでしょう?」


「おいおい…」


「行きましょう!!!」


「あかんてぇーー!!!おいおい!!!
あーーもーー」



早っ



「待てってぇーー」




はぁ 副長に怒られること、確定やな