「悠真の考えそうな事だな?」




副長がニヤリと笑う




「人のお医者さんもいいなって!」



どちらも女子の進まない道



「そりゃ 頼もしいな
おう、忘れるとこだ…俺の刀
診てくれねえか?」



「いいんですかぁー!?」




刀の事となると、悠真はんのニコニコは

キラキラ光るようや



刀をジロジロ見て



「良いですねぇ
まぁ 注意するとすれば……
刀の構え方でしょうか」



「俺が構えるとこ見たことねえだろ」




「クセが刀につくんですよ
言われた事ないですか?
少し右に傾いてるとか…」




悠真はんの指摘に、副長は頬を引き攣らせた

図星やねんな?




「なるべく意識して、真っ直ぐ持って
真っ直ぐ振り下ろさないと、刀に負担が
かかりますからね!」





なれる

ってか、なってるやん




「悠真はんは、刀のお医者さんや!
ええ目を持ってはるな!」





「山崎さんったら!
そんなに、気をつかわなくていいですよ!
皆から、病と同じって言われているの
知ってますから!!」