【土方歳三】



将軍の下阪に同行し、警護

壬生浪士組として初の大仕事


早朝に二条城へ



「よろしくお願いします!」



到着早々、悠真の大声を聞く

煩せぇなあ

声のせいで、存在感があるのか

女だから目立つのか

遠くからもわかる


本当に同行するんだな


「あ!浪士組さん!おはようございます!
よろしくお願いしますね!!」


どうやら、自分が人選した者が来ては

挨拶回りしているらしい


配置などは、他の役人がしていた


そういや… 何者なのか


きいてなかった





「チッなんで、浪士組がいるんだよ!」


はっきり言って、よく思われていない

だから、睨まれまくる

いちいち気にしてられないので

知らん顔するが


「キチンと命を受け参上しておる!!」


芹沢さんは、我慢する事をしらない


「口答えするか!!!」


会津藩の一人が、抜刀すると


芹沢さんも刀に手を掛けた


ドカッ


悠真が会津藩士を蹴りで失神させた

強えな…


「お前とお前!!此奴を連れて帰れ!
三名共、外れろ!!」


広沢さんの指示で、三名が外された


にこにこしたままの悠真が


芹沢さんの所へ


「次、揉め事を起こしたら
浪士組に仕事回しませんから」



クルリと前を向くと


「はいはい!皆さーん
支度しますよぉーー!!!」


だから、声がでけぇんだって!!