「どうした?浮かねえ顔だな?」


屯所に戻ると、歳が声を掛けてきた


「悠真に見られてな…」


歳が腕組みをしてふぅっと息を吐いた


「近藤さん、総司
アイツは、味方だ… 気にするな
それと、他にバレねぇように
普段通り過ごしてくれよ?」

「わかった」

「…わかりました」





悠真の治してくれた

刀で

手向かいもしない相手を斬った




胸が痛まないはずがない…