「そうですよ
それが、何か?」



当たり前のように、あっさりと言われると

土方さんも困る訳で



「ぜんざいでいいのかい?」



近藤さんが悠真の顔を覗くと

目いっぱい笑って


「はい!!楽しみです!!
では、そろそろ失礼しますね!!」


見送りしようと僕らが後ろをついていくと


「ここで結構ですよ
おじゃましました!!!」


門でペコリとお辞儀された


「あっ!!」


急に大声出すから、皆ビクッとした


「芹沢さん!!」


芹沢さんを見つけたのか…

悠真の大声は、強烈です

今度の仕事について、話をした後


「芹沢さん!この前、言い忘れましたが
焚き火がお好きなようですね
危ないから、燃え移るものの無いところで
して下さいね!」


満面に笑みを浮かべ、悠真は

江戸から京までに起きた

芹沢さんの焚き火事件を知っているふうに

言った


「肝に命じておこう」


芹沢さんも満面に笑みを浮かべ言った




これは、警告なのでしょう


見ている もしくは、見張らせている

下手なことはするな


といったところですね