失恋にはバリスタ王子の恋ラテをどうぞ。



「ねぇ……それって……どういう……」


どういう意味?

そう尋ねようとした瞬間、急に体から力が抜ける。


ーガタンッ!!

「あ?お、おい!何倒れてんだよ!?」


翔の言葉で、あたしが机に突っ伏して倒れている事に気づいた。


あぁ……机の木目が、クルクル回ってる…。
すごく、すっごーく眠い。


「そーだ……今日、締切で……」


全然寝てなかったんだった。
不眠に飲酒……これはもう、倒れるしかない。


「はあ!?マジかよ……あ、ありえねぇ」


翔の驚きと呆れた声が頭上で聞こえた。


文句を言ってやろうと思ったのに、あたしの意識はついに、睡魔に負けて途切れてしまったのだった。