期間終了日前日、俺は路地で柚原を見かけた。
何を思ったのか俺は柚原の後をつけた。
だって、周りを気にして道に入るなんて何か変だったから。
見る限りヤンキーとかがちらほらと辺りにいるのに柚原はどんどんその道に入って行く。
「姫乃待ってたぜ」
「お待たせ大河(タイガ)」
大河と呼ばれた男が柚原を引き寄せキスをする。
大河のバイクに白虎特有のマークがついていた。
柚原はその男と一緒にバイクに乗り何処かへ行ってしまった。
その日は龍の倉庫に柚原の姿はなかった。
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