授業が終わり昼休み時間。 「朝の美少女この教室にいた」 などと廊下から聞こえてきた。 俺は教室に居るのが嫌で体育館を探しながら体育館に向かった。 体育館を見つけると運良く鍵は掛かっていなかった。 「よかった」と思いながら中に入り、人がいないことを確認して壁を背に寄りかかって座った。 2、3分経ったところで、コートの隅にバスケットボールが転がっていることに気がついた。 「バスケ……か…」