ガヤガヤ。

流石に校門をくぐったあたりからは人のが多くて

人酔いそうになった

校門を抜けて校庭沿いに道を歩くとしばらくして人だ

かりが出来ていた

「ひな!あそこ、クラス分けが発表されてるみたい!」

『うん!行ってみよ!』

…………

「『同じクラスだ!!』」

お姉ちゃんと私は同じクラスのA組になれた!

「ひなーまりなー!おはよぉ!私も同じクラスだよ!

一緒にいこよぉ!」

この子は小学校からの幼馴染みの楓ちゃん!

私たちはずーと仲良しなんだよ。

「うん!いこいこ!」

半分お姉ちゃんに引っ張られながら教室にむかった