ホシアイ


静かに着席して
顔を赤くさせる逢坂くん。

「‥‥あのっ!!
あのさ、シャーペンが‥‥」

と必死に訴える逢坂くん。

言いたいことは
だいたい分かったので

「 はい、どうぞ」

と差し出した。

すると、逢坂くんは
少し戸惑って

「あっ、ありがとうございます‥‥!
家宝にします‥‥泣!!」

と意味不明な発言をしていた。