ホシアイ


「…え?」

驚いた様子の星川さん。

「逢坂くんは、私のこと
嫌いじゃないの…?」

と口にする星川さん。

「…俺が星川さんを嫌い?
って!!そんなこと
ある筈ないじゃないですか!!
むしろ俺は星川さんのことっ…!!」

最後まで言えずにいきづまる。

「…私のこと?」

「あっ、いや、えっと…
星川さんは俺が持ってない魅力を
沢山持ってると言いますか…。
…ずっと、完璧な星川さんに
俺、憧れてました。」

肝心な時に弱気になる俺。

「完璧って…私、そんなに人から
憧れられる人間じゃないけど。
料理だって逢坂くんの方が上手いし。」

「そ、そんなことっ!」

「それに…その、
人付き合いとかも苦手だし。
詩乃以外の子達とも話したいけど
友達いないし。
まぁ詩乃に『俺はっ!!』」

星川さんの話を遮る俺。