会話が途切れてしまって、
二人の間に沈黙が流れる。
(あっ、えっと何か話さなきゃっ)
「…そ、それにしても、
沢山本を読まれるんですねっ」
「うん、本読むの好きだよ」
「すごい数の本ですねっ
学校でも英語の本を
読んでるの見ましたっ!」
「えっ?」
とこちらを向く星川さん。
(しまったぁぁああっ!!)
「いやっ、見たっていうのは
たまたま目に止まったと
言いますかっ!!なんと言いますか…」
(…もう穴があったら入りたい。)
「あれ英語じゃなくて
フランス語だけど。」
「…!!!…す、すみませっ泣」
(…もう土に埋もれてしまいたい。
ってフランス語って
どんだけ頭良いんだ…。)
「フ、フランス語なんて凄いですねっ
星川さんは何でもできて、完璧で
あ、憧れです…っ」
必死に話を逸らす。

