俺の隣はお前だけ

七瞳は、おっとりとした性格。



よくあたしと一緒にいてくれる、1番仲のいい友達だ。


「仲良くなんてないぞ!?ただの喧嘩してるだけだし。」



「そんなことないって。だって星澤くんいつも無表情なのにすごく楽しそうにしてたよ?」



「あたしをからかって楽しんでるだけだよ、きっと。ああ、あいつにあたしの空手を今日くらわせてやる…!」



「…星澤くん、頑張って。」



ぼそっと何かつぶやいた気がした。



「なんかいったか?七瞳。」



「なんもいってないよ…!ただ星澤くんかわいそうだなぁって。」



「…なんで斗真がかわいそうなんだ?」