My Devilkin Prince

「バカって何よォーッ!」

頬をふくらませて棗に意見する。

「年下のクセに棗は生意気なのーッ!!」

「……年下…ね…」

そう言って少し伏し目がちに花恋を見る。

「…な…つめ…??」

棗は

どこかケガを

したかのように

痛そうな

顔をしていて

私は

どうしたら

いいか

わかんなくなったの。