「えっ?どうして?」
「大学でもテニスは続けるつもりだよ」
「なら推薦を蹴らなくてもいいんじゃないの?」
「テニスでプロになれるのは一握りの人間しかいない。もしなれなかった事もちゃんと考えないとな」
ちょうど良く話が途切れて、涼太が話す前に友理奈も何かを話そうとしていたことを思い出した。
「そういや、友理奈も何かあるのか?」
「あっ、ううん何でもない」
首を振った友理奈は笑顔で誤魔化した。
「大学はA大学に行くんだろ?いいじゃん‼︎」
友理奈はこの時学業に専念する為、芸能界を引退していた。
そして大学に進学後、交換留学生として何年か海外に滞在する事を伝えそびれてしまった。



