すべてが思い出になる前に






ジムで1人黙々とトレーニングをしているところへ、背後から肩を叩かれた。



「よっ!」



後ろを振り返ると、照史と翼がいた。



「何で2人揃ってここにいるんだよ⁈」


「いや〜、涼太の事だから試合に合わせて真面目にコツコツと練習してそうだろ⁉︎」


「一人で絶対ジム行って筋トレしてそうだなって思って来たら、入り口でバッタリ照史と会ったんだ」



みんな、考えてる事が同じなんだな。



「なんだかんだ言って、筋トレした後の筋肉痛が好きなんだよね」


「出たぞ、久々の筋肉バカ‼︎」



3人で笑い合っていたが、翼がある事を思い付いたかのように涼太の肩をバシバシ叩いた。



「あっそうだ‼︎今度のOB戦に友理奈呼べばいいんじゃね⁉︎」


「あぁ〜それはいいね♪」



翼と照史はニヤニヤと顔を見合わせた後、視線を涼太に向けられた。