「それ、何時頃の話?」
「確か…15時頃じゃなかったかな?」
真面目に聞いてくる涼太に対して、いつもと様子が違うと勘付いた富永は、思わず側にいた鴨川と目配せる。
涼太はポケットに入れていた携帯を確認すると、メールが1通来ていた。
メールボックスを開くと、送信者は友理奈からだった。
『お仕事お疲れ様です。
仕事の帰りにたまたま
大学の近くを通りかかったから
もしかしたら運良く涼太に
会えるかなと思ったけど
忙しい時に来たみたいだから
また連絡するね ‼︎』
友理奈が大学まで足を運び、俺に会いに来てたのか⁈
その事実を知り、驚きと嬉しさと会えなかった悔しさだけが募った。



