「そういえば宮﨑くんと堤さんは幼馴染だったよね?2人ともお似合いなのに恋愛にならないの?」
同級生から思いもよらない言葉に、涼太と友理奈は顔を見合わせた。
「俺たちは絶対ないよな」
「うんうん‼︎」
昔からよく言われてきたが、その度にキッパリと否定してきた。
サッカーしたり野球したりと、男の子と混ざって遊んでいた友理奈も、今まで異性として接したことが1秒たりともなかった。
だが、同級生と立ち話をしている涼太の姿を見て、友理奈の中に不思議な感情が芽生え始めていた。
同級生の女の子と一緒に楽しそうに話している姿を見て、嫉妬している自分がいたからだ。
でもこの嫉妬は、プライドなのか恋愛感情なのかは分からなかった。



