「だって、夢ちゃんが蒼汰は夢ちゃんの事が好きなんだって…私は遊びなんだって…別れろって…私みたいなどブス女好きなる訳ないって…うっ…だからっ…」

は?夢…?いつも話しかけてくるうざ邪魔なあいつか…?あいつだよな…ふざけてやがる。
しかも、こんなに可愛い夢をどブス女呼ばわりするなんて許せねえな。

「それ全部嘘だから。俺はそいつのことなんか好きじゃねーし、むしろ嫌いだ。こんなに可愛いことりがどブス女なわけねーだろってのな。俺はことりだけしか眼中にないし、ことり以外の子可愛く見えない。彼女はことりじゃないとやだ。俺はことりを離す気ない。別れる気もないから」