太星は「チッ」と小さく舌打ちをしながら、私より先に歩いた。 「え!?太星?な、なんで先に行くの?」 私は太星の制服の袖を掴みながら、わめいていた。 「ちょっ、どこに行くの!?」 「………なぁ、中村って、誰もチャリ通だよな?」 「………へ!?………」