でも大切で。





でもそれをよく思わない周りの女子がいることはお決まり。


ある日私は、学校で階段から突き落とされた。


まさか私がそんなことされるとは思ってなくて、それはゆえちゃんも亜貴も同じだったと思う。





突き落とされて意識を失った私が目を開けた時、まず最初に見えたのは病院の白い天井。



ではなく。



亜貴のとても心配そうな、今にも泣き出しそうな顔だった。



「日南子、俺のせいでこんなことになって、ごめんな?」


ひどく落ち込んだ、今まで聞いたこともない声で言う亜貴。



そんな姿だった。



私が恋した瞬間。



なぜかわからない。


自分でもよく分からないよ、なんでその姿に落ちてしまったのかなんて。