でも大切で。



案外飛び降りてしまうと、思っていたよりも怖さはなく。

何よりも、亜貴が受け止めてくれるという安心感があったから。



「よしっ、ゆえおかえり!」



少しバランスを崩したけど、あたしは無事に亜貴に戻ってこれた。


「ただいま、亜貴!」


「詳しくは帰ってから話すから、とりあえず逃げるぞ!」


「うん!」



何だか分からないまま、あたしは亜貴に手を引かれて桜鬼の倉庫を後にした。