〈亜貴side〉
「日南子ー」
「んー?」
「…ゆえ遅くね?」
「あー、飲み物重くて大変なんじゃない?あたし片付けとくから亜貴迎えに行きなよ。」
「わかった、あとよろしく」
「はーい」
俺はゆえのうちの庭を出て、コンビニへと向かった。
途中の道にはゆえの姿が見えない。
「ゆえ、まだコンビニいんのか?」
どんだけ買い込んでんだよ…
コンビニが見えてきた。
さすがにこの時間だと人いねぇなぁ。
入って、ゆえの姿を探す。
けれど。
「ゆえ…いない?」
そんなはずはない。
ゆえの家からこのコンビニまでは一本道だし、途中の道にゆえはいなかった。
トイレか?
5分だけ待とうと思ってテキトーに中を歩いてみたが、それでもゆえはいない。
……おかしい。
