でも大切で。




背後から口を塞がれた。


あたしは驚いて、動きが止まる。


そしてあたしの前に立ったのは、さっきの不良達のうちの1人だった。


あっと思ったその瞬間、この前椎名朱莉にやられたばかりの腹パンを、まったく同じ場所にまともに受けた。


痛いとか思う時間もなく、あたしはあっけなく崩れ落ちた。