亜貴がいなくなった教室は急に静かになって。
また、星宮さんが爆弾発言。
「やっぱりあなた、亜貴くんのこと、好きなんじゃない。」
「……なんでそう思ったの?」
「目が、ね。あれは恋する乙女の目。」
「あたしが恋する乙女とかそーゆーのガラじゃないんだけどなぁ。」
「あら、いいじゃない。恋すると、景色が変わる。何でもないことが、特別なものに変わる。あたしは好きよ、恋。」
「だって星宮さんは…ううん、何でもない。」
「知ってるわよ、私の悪い噂なんて。私は気にしないけど。」
「強いねー。言っちゃうけど星宮さんってやっぱり男好きなの?」
「男好きじゃないけど、女の子はめんどくさいから嫌い。男の子といた方が楽だから。」
「あたしもー。女子ってめんどいよね。」
