ソノ夜、アヤネト自分ハ空ヲ見上ゲテイタ。
背中合ワセニ座ッタアヤネハ、無表情に空ヲ見ツメル。
透明ニ覆ワレタ空ハ、星ノ光ヲ通スコトサエ拒ム。
美シイトハ言エナイ、デモ無限ニ広ガル世界ハ、自分ヲ幸セニシテクレル。
「ネエアヤネ。ウチュウッテ、ドンナセカイカナァ?」
「…どうだろう」
ト、アヤネハソウ言ッタ。
「宇宙は冷たいと思う。とても冷たくて、寒くて。孤独で寂しい場所だよ、きっと」
何ノ感情モナク呟イタアヤネ。
「デモキット、キレイダトイイナ。アヤネガ オトナニ ナルコロニハ、カセイニ ヒトガ クラシテルヨ」
「僕は行かない」
アヤネは、ソウ言ッタ。
「僕は行かない、ショウを拒んだ世界には。それにショウ、僕思うんだ」
「…」
「地球を壊した人間は、責任とって地球と一緒に死ぬべきだよ」
ソノ言葉ハ、何故カ酷ク響イタ。
「…アヤネ」
「…?」
「アヤネハ、ダメダヨ。アヤネガ イヤッテイッテモ、ゼッタイ、チキュウト イッショニ シナセタリシナイ」
「…」
「…」
「…ありがとう、ショウ」


