今日も元気に家を出た。
…はぁ、ほんっとつかれる。
家で演じてるのは偽の私。あんなの嘘に決まってる。
金持ちの私の家では、お嬢様を演じなきゃいけない。いいお婿さんを貰えるようにって小さい頃から色んな習い事をさせられた。
親は、私がああゆう完璧な人になることをねがっているから。
「糸乃ー!おはよん」
「あーーーー優奈!ほんとつかれた!まじ助けて!優奈だいすき!」
「もうー家でも普通でいいじゃん!うちは、ホントの糸乃の方が好きだよ?」
「ありがとほんと。最近ソフト部入りたいー」
「ソフト部ね〜お母さんが許さないでしょ?」


