青空の下で

葵は心優をベッドに寝かすとそっと聴診器を滑り込ませ、音を聴く。


喘鳴が少しある心優に点滴をして、医局に戻る。


しばらく眠っていてくれるだろうから

ぱっぱと仕事を片付けて

心優のそばにいたい。




黙々と仕事をし、とりあえず一段落した葵は時計を見た。


時刻は午後4時半を示そうとしている。


そろそろ心優が目を覚ますころかもしれない。



そう思い、葵は心優の元へ向かう。


まだ眠っている心優だが、熱があるのか、顔が赤い。

呼吸音も少し苦しそうな音が聞こえる。