青空の下で

葵 「心優ちゃんどう?」


外来を終え、ナースステーションに顔を出した葵が看護師に尋ねた。



看 「氷枕だけしてますが、さっきと同じ感じです。」



葵 「わかった。」



そのまま心優の病室へ向かう。



コンコンッガラガラッ


葵 「みゆーうちゃんっ!しんどいでしょ、熱上がっちゃったね。

ごめん、ちょっと計らせて!」


そういい心優の腋に体温計を入れる。


心優 「っん、、、」


葵 「すぐなるからじっとだよ、心優ちゃん。」



ピピピッピピピッ


葵 「鳴ったね、んーと、

39.6℃こんなに上がると思わなかったなー。

心優ちゃん今寒い?」


心優は目に涙をいっぱいにしてコクンと頷く。


葵 「寒いか。じゃあ、解熱剤入れよっか。

点滴と座薬どっちがいい?」


心優は力なく首を左右に振る。


葵 「どっちも嫌はダメだよ?どっちか、選んで?」


それでもどっちもやりたくない心優。


いくら聞いても頷かない心優に、


葵 「点滴でいっか。ここにつないで入れるから、痛くないしね。」


何て言いながら、点滴を繋ぐ。