青空の下で

目に溜めていた涙がとうとう溢れてきた。


心優 「オェッゲホゲホ」


葵 「ごめんね。苦しかったね。喉ちょっと赤いけど、薬は塗らないでも良さそうだね。」


亮 「心優ちゃん、頑張った!えらいね!」


葵も心優の頭を撫でる。


亮 「なんか、心優ちゃん体熱くない?

ちょっと熱計ろっか」


そういい、ポケットから体温計を出す。


葵 「なんで、外科医なのに体温計入れてんの?」

亮 「ん?なんでって、外科医だって術後の患者さんの体温計ったりするんですー」


なんていいながら体温計の電源を入れる。



葵 「ふーん。」


亮 「心優ちゃん、ちょっとごめんね。」


といい襟元から体温計を入れようとすると、

葵の白衣を掴んだ。


亮 「葵に計ってもらう?」

と葵に体温計を渡す。

葵 「そうなの?じゃあ、ちょっと入れるよ。」


と襟元に隙間を作ろうとすると、


首を横に降り拒む。



葵 「嫌なの?」


といいながら心優のおでこに手を当てる。


葵 「38度はあるな。」