青空の下で

コンコンッガラガラ

葵 「心優ちゃん、りんごジュース飲めた?」


そう言いながら、机に置かれたりんごジュースのパックを手に取る。


半分くらい飲んでいるみたい。


葵 「心優ちゃん、半分も飲めたんだ。えらいね。」


心優に目線を合わせ、褒めてあげる。


葵 「じゃあ、診察頑張ろうね。」


そういうが心優は嫌と言わんばかりに

服をまくられないように掴む。


亮 「心優ちゃんの音、葵先生に聴いてもらおうね。今日の心優ちゃんは元気かな?って確認してもらうんだよ。ね?」


そう言いながら、心優の服を掴み少し隙間を作る。



手が入るくらいのほんとにすこしの隙間に

葵は手を滑り込ませる。


聴診器を当てた途端に、心優の体がそれを避けるように動く。


亮 「心優ちゃん、すぐ終わるよ。深呼吸しようねー」


そう言い動きを止める。


目に涙をいっぱいにして我慢してくれる心優に葵も亮も心が痛い。



葵 「心優ちゃん、終わったよ!頑張ったね!

じゃあ、あーんして?喉診るからね」


心優の唇に親指をかけるが、開けてくれない。


ちょっと強引に舌圧子を滑り込ませ口を開けさせる。