青空の下で

1時間くらい寝て、ちょっとすっきりした葵。


心優はまだ眠っている。

そろそろ起床時間だ。


今の呼吸音だけ聴こうと思い、そっと聴診器を入れる。


まだ雑音が酷いが、昨日よりは落ち着いたようだ。


心優が寝てる間に、点滴の交換、尿量のチェックをし、カルテに書き込む。



心優 「…っ…」


どうやら心優が目を覚ましたようだ。


葵 「おはよう、心優ちゃん。ぐっすり眠れたかなぁ?気分はどう?しんどいとことかないかな?」


心優 「……」



葵 「今日もいい天気だよ!ほら」


そう言いながらカーテンを開ける。



葵 「もうすぐ朝ごはんがくるから、頑張って食べようね。」




コンコンッガラガラッ

看 「あ、葵先生おはようございます。
心優ちゃんの朝ごはんです。

心優ちゃんおはよう。今日はいい天気だね。ご飯ここ置いとくから食べてね。」


明るく心優に声をかける看護師。


そこに亮が入ってきた。


亮 「葵、これ、食べな。」


そういい渡された袋を見るとおにぎりが3つにお茶とりんごジュース。


葵 「わり、ありがと、助かるよ。」



亮 「あ、りんごジュースは心優ちゃんのね」


何て言いながら心優ちゃんに話しかける。


亮 「おはよう、心優ちゃん。傷痛む?痛み止め点滴で入ってるけど、どうしても痛みが引かないなら、違う薬使うから、そしたらちゃんというんだよ?」


にこっと微笑みながら心優に声をかける。


亮 「じゃあ俺行くわ。」


そういい去っていった。


心優は朝ごはんに手もつけずただ窓の外をじーっと眺めている。