ー午後3時

仕事が一段落し、コーヒーを飲みながら、休憩していると、



ガッシャーン

心優の病室から何かが割れる音とすぐに心優の叫び声が聞こえた。


それを聞いた葵はすぐに心優の元に走った。


亮は精神安定剤をとりに走り、中島も病室に向かい走る。




葵 「心優ちゃんっ!」


病室には花瓶の破片が散らばり、点滴台は倒れ、針が散らばり、導尿カテーテルは床に落ちていた。


心優は泣き叫びながら、ベッドの周りに置いてあるものを何から何まで、看護師に向かって投げつけていた。


心優 「ぎゃーーーーーーーーーーっ!来ないでっ!はぁはぁはぁはぁっ。

殺さないでっ!


いやっ!


やめてーーーーーーーーーっ!はぁはぁはぁはぁはぁっ。


ぎゃーーーーーーーーーーーーーっ!」



葵が呼ぶ声も何もかも聞こえてないかのように泣き叫び続ける心優。