心優 「ん、トイレっ!葵先生!トイレ行きたいっ!」


3分が経過したころ心優が便意を訴え始めた。


葵 「あと2分我慢だよ。あと少しだからね。今出したら薬しか出ないからね。頑張れ、頑張れ。」


そう言いながらお腹のマッサージを続ける。


ある意味鬼な葵。



心優 「んー、もう無理だよ、葵先生!お願いっ!」



それでも涙を流しながらそういう心優に葵はトイレに連れて行くことにした。



葵 「ん、じゃあトイレ行こうね。」


そのまま抱き上げトイレに行き座らせ、葵はトイレから出る。



数分して出たか確認すると出たとのことなのでトイレに入り心優を抱え、ベッドに戻る。


一応お腹の張りを確認し、ちゃんと出たことを確かめた。


葵 「よし、じゃあ次、おしっこの管入れるね。

ズボン脱いで、足開くよ?」


そう言い心優のズボンを脱がし、足を開かせようとする。


心優 「グスッ、や、やっぱり、やだっ!」


あまりの恥ずかしさにかそんなことを言い始めた心優。


葵 「恥ずかしい?大丈夫。ここ先生しかいないから。」


いや、葵先生だからなおさら恥ずかしいんだと思った心優。

が、葵先生意外は嫌であるため、我慢する。



葵 「足閉じちゃわないように固定させてね。」


心優 「んー、やっ、何それ、怖いっ」


葵 「怖い?大丈夫大丈夫。すぐだよ、心優ちゃん。」


嫌がる心優に無理にやるのは気が進まないが、ここは素早くやる方が心優のためだと思い、
心を鬼にする葵。



葵 「よし、じゃあ心優ちゃん、力抜いとくんだよ?力入ってると痛み出ちゃうから。リラックスだよ。」


そういうが恐怖からか寒さからかブルブルと小刻みに震える心優。



葵 「心優ちゃん、深呼吸してごらん?体の力抜けるよ?」


そう言うと心優は深呼吸をしてくれた。


ちょっと力が抜けたところで、葵はカテーテルを挿入した。


心優 「ん!いやっ!あっ!痛いっ!やぁーっ!」


痛さに泣き叫んでしまった心優。



葵 「よし、頑張ったね!終わったよ!お疲れ様!」


何とかカテーテルを入れることができ、心優にズボンをはかせ、たくさん褒めてあげる。


葵に褒められた心優は嬉しそうな表情を浮かべた。