青空の下で


夜勤の看護師に


「何かあったら連絡してね」


そう伝えた葵は心優の病室でできることをする。


時々、熱のせいで辛そうな表情を見せながら唸る心優。


そんな心優の頭を優しく撫でる。


今日は特に患者さんの急変もなく穏やかに時が過ぎた。


時刻は朝の4時半。


点滴のおかげもあり、心優も穏やかな表情で眠れている。


そっとおでこに手を当て体温を確かめると


熱も微熱程度に下がったようで葵も一安心。


そっと聴診器を胸に当て、聞こえる呼吸音も大きな発作後の割に心配なさそう。


それだけ確認して、一度医局に戻る。