青空の下で


心優 「ゲホゲホゲホゲホゲホヒューヒューゴホゴホゴホゴホゴホゴホヒュー」


発作の苦しさで目が覚めた。


でも、熱で体がだるいせいもあって目を開けるのもしんどい。


次第に激しくなる発作にどうすることもできず、もがき苦しみながらも、そのまま意識を飛ばした。





お昼ご飯の時間になり、


葵は心優の様子を見に行く。


心優 「ヒューゼェーヒューゼェー」


扉を開けると発作を起こしている心優。


葵 「!?心優!!心優!!」


呼びかけに全く反応しない。



すぐにナースコールで必要なものを持ってきてもらう。


処置をするが、危険な状態のため、呼吸器をつけることに。。。




一定の呼吸器の音が響く病室で、


葵は心優の頭を撫でる。


コンコンガラガラ


亮 「心優ちゃん大きな発作だったって聞いたけどどう?」


葵 「安定しないから挿管してる。」


亮 「そっか。あれ、心優ちゃん泣いてる?震えてる。」


葵 「ん?ほんとだ。心優?」


起きてるわけではないようで、


呼びかけても目は開けない。


亮「落ち着くまで目離さない方がいいかもしれないね。」


葵 「そうだな。

心優、大丈夫だよ。」


声をかけながら頭を優しく撫でる。


眠っているが葵だと分かるのか、


安心したように震えが止まり、涙だけ流す。


亮 「葵、これから外来だろ?」


葵 「ああ、誰かに見ててもらわないと心配だよな。」


亮 「俺もこれから外来だしな…

あ、中島は?」


葵 「中島も今日外来入ってた」


亮 「じゃあ看護師に頼むしかないか」


葵 「目覚ました時、パニックにならなければいいんだけど、少し心配。」


亮 「それだよなー」


葵 「まあ、大丈夫だと信じるしかないな。」