青空の下で


里 「体調が優先ですから、今日はこの辺で終わりにしておきましょう。

また明日、熱が下がったらやっていきましょう。」


葵 「そうですね。そうします。」


里 「心優ちゃん、しんどいのに気づかなくてごめんね。

今日のリハビリはここまでにして、明日出来そうならまた頑張ろうね。」


優しく心優に話しかけ、


里 「では、今日はこの辺で失礼しますね」


そう言って病室を出ていった。


葵 「心優、ちょっと寝ようか。」


心優 「いや…ぎゅっするのー」


ぐずぐずとしながら葵の胸に顔を埋める。


葵 「ぎゅーしてるじゃん。ぎゅーしたままでいいからちょっと寝ようよ。」



そう声をかけるも眠らない心優。


亮が点滴いる?と口パクで聞いてくれたので、


持ってきてもらうことにした。


すぐに持ってきてくれた亮はそのまま仕事に戻った。


心優の背中を優しくトントンしながら


心優を眠りに誘う。


心優から伝わる体温がすごく熱く、


呼吸も荒い。


それから少し経つと眠れたようで、


寝息が聞こえ始めた。


眠った心優を起こさないように


ゆっくりとベッドに寝かせ、


そっと点滴を刺す。


そのまま聴診をし、脈をとってから病室を出る。


午後の外来までに終わらせられる仕事を片付ける。