青空の下で


心優は亮の手の中にある薬をみてまた涙を流し始めた。


亮 「心優ちゃーん、そんなに泣かないで?」


葵 「心優抱っこのままやる?」



心優はやりたくないから葵の胸に顔を埋めたまま。



亮 「ははっ。

やりたくないよね、そりゃあ。」



葵は心優をベッドに座らせた。


が、力の入らない心優はコテンとそのまま横になる。



葵 「あー、ごめん。身体痛くない?」


コクン頷く心優。


葵が心優を後ろから支える形でベッドに上がる。


葵 「亮、やってもらっていい?」



亮 「うん。

心優ちゃん、あーんして?」


そういうが涙をポロポロと流している心優が


素直に口を開けてくれるはずもなく


そう簡単には塗れない。



葵は心優の唇に指をかけ、口を開けさせる。


葵 「ちょっとごめんね」


そこに亮が薬のついた綿棒で喉に薬を塗る。


余りの痛さと苦しさに心優は顔を背けようとするが、それも葵が固定。


亮 「よし、頑張ったね。」


薬を塗り終えた頃にはぐったりな心優。