亮が精神安定剤を持って戻ってきたが、使わなくて良さそうだ。


葵 「苦しかったね。もう大丈夫だよ。ごめんね、やっぱ酸素マスク付けさせてね。呼吸が落ち着いたらとってあげるね。」



葵は心優に酸素マスクを付けるが、さっきので体力を消耗した心優は抵抗せずに付けることができた。


亮 「葵、部屋どうする?」


葵 「どうしよ。心優ちゃん精神的に落ち着かないね。医局に一番近い個室、今誰が入ってるんだっけ?」


中島 「今は富坂さんが入ってます。富坂さんに説明して、部屋代わってもらいますか?」


葵 「うん、そうしようかな。ICUはいろんな音がするから心優ちゃん落ち着かないかもだから、その方がいいかも。」


中島 「じゃあ僕ちょっと行ってきますね。」