青空の下で

葵 「ごめん、遅くなった」



亮 「全然。

まだ点滴出来てないんだ。」



葵 「そっか。やっぱ嫌がった?


ずっとこんな感じなの?」



葵は亮と場所を代わり、心優の背中をさすり始めた。

亮 「うん、嫌がった。


さっき、治って眠そうだったんだけど、


また吐き気始まったみたいで、、、


こんな感じ」



葵 「そっか。


心優、しんどいね。


ちょっと点滴するよ」



心優の返事を待たず、吐き気止めの点滴を入れた。



心優は治らない吐き気に耐えながら、


ぐったりと葵に体重を預ける。


心優 「ヒッグ、グズッはぁはぁ、あ、おい」


葵 「しんどいね、もうすぐ薬効くと思うから。」

それからしばらくすると大分吐き気も治ったようで、


心優 「抱っこ」


葵に手を伸ばす心優。


葵 「抱っこね」


それに答えて葵も心優を抱き上げた。


背中をトントンするけど、


しんどい心優はグズグズと泣きやまない。


葵 「心優、もう泣かない。すぐ楽になるから。」



それから薬が効いてきたのもあり眠った。


葵は心優をベッドに寝かせ、聴診をする。


若干の喘鳴が気になるが、


とりあえずは大丈夫そう。


葵 「亮、ありがとな。

亮も忙しいだろ」


亮 「大丈夫。心優ちゃん胃腸風邪かなー」



葵 「急にどうしたんだろう?結構戻してたみたいだし…」


亮 「どっかで風邪菌もらっちゃったのかな?」



葵 「今胃腸風邪流行ってるみたいだからな…

今日も2人診てきた。」



亮 「心優ちゃん、もう診察平気なの?」



葵 「いや、まだかな…

でも、少しはマシだと思う…」



亮 「そっか…」