青空の下で

そう言って心優を抱き抱え、洗面所まで行き



手を洗う。



ぐったりと力が抜けている心優は



亮に体を預けている。



手を洗い終え、心優をベッドに連れて行く。



ナースコールで看護師を呼び、


心優の着替えをさせてもらう。



心優が着替え終え、ベッドの周りも看護師が


消毒したり綺麗にしてくれた。



亮は心優の元へ行き、体温計を腋にはさむ。



亮 「ごめんね、熱測るね」



そう声をかけるが、ぐったりとした心優はすでに眠ろうとしていた。



ピピピッピピピッ

38.1℃


朝はなかったのに2時間ちょっとでこんなに上がるなんて…


あれだけの量を戻しているから


脱水になるかもしれないため



亮は点滴を取りに行く。



プルルルルッ


亮 「はい、あ、葵?外来終わった?」


葵 「まだなんだけど、今患者さん待ち。

なんかあった?」



亮 「心優ちゃん熱38.1度あって、たくさん戻したから伝えとこうと思って」


葵 「そうなの?朝はなかったのに一気に上がったね。
吐き気止めの点滴いれてもらえる?」



亮 「うん、了解、ってかそのつもり」


葵 「ありがと、外来終わったらすぐ行くから」


亮 「はーい」



それから点滴を持って心優の病室に入ると


泣いている心優。



亮(眠ったと思ったんだけどなー。)



亮 「心優ちゃん、どうしたー?

しんどい?」



心優 「ヒッグゲボッ、グズ」


亮 「心優ちゃん、点滴入れてもいい?」



もちろん首を横に振って嫌がる心優。


亮 「ん、じゃあまた後でにする。

心優ちゃん、一回寝ようか」


そう言って心優のお腹のあたりをぽんぽんとリズムよく叩く。


もうすぐ眠るかなって思ったが、


もぞもぞと動き始めた心優。


亮 「どうした?」


と聞いたが、どうやら遅かったようだ。


そのまま心優はまた戻してしまった。


亮はすぐに容器を口元に持って行き、


心優の体を支えながら、体を起こした。



背中をさすりながら、


心優の吐き気が治まるのを待つ。



そこに葵がやってきた。