コンコンッ
看 「葵先生、長岡さんが葵先生に相談があるってさっきから言われてるんですけど、言ってもらえますか?」
葵 「うん、わかった。
心優、ごめんけど、終わったら戻ってくるから1人で待ってられる?」
心優は頷く。
それを見て葵も微笑み部屋を出る。
葵が行ってから孤独感でいっぱいになった心優。
葵の優しさを
心優は葵を無理させてるんじゃないかって思い始めた。
孤独感と不安感から心優は引き出しに入っていたハサミを取り出し、
無意識に無感情に自分の体を傷つけていってしまった。
心優が自分で届く範囲は傷ができ
気がつけば布団も血だらけ。
不思議と痛みはそう感じなかった。
ただ涙が溢れて、止まらなくて、
無我夢中で自分を傷つける。
ガラガラッ
看 「心優ちゃん、調子はどう?、、、
って、え?!何してるの!?」
あまりの出血量に担当の看護師は焦る。
とにかく葵に連絡をし、心優からハサミを取ろうとする。
看 「心優ちゃんっ!だめだよ!痛いでしょ?
ハサミちょうだい!」
心優 「嫌っ!はぁはぁはぁ」
ガラガラッ
葵 「心優っ!!!」
慌てて葵が心優の病室に入ってきた。
葵 「何やってんの!?
こんなことしたら痛いでしょ?!
これ離してっ!」
そう言って心優の手から無理やり取り上げる。
心優 「いやーっ!返してっ!はぁはぁはぁ」
葵 「心優、落ち着いて?体痛いでしょ?」
心優 「嫌っ!ヒッグヒッグ」
葵 「ちょっと亮呼んできてくんない?」
看護師に頼む。

