青空の下で

葵はそのまま心優の背中をリズムよく叩く。



でも心優はなかなか眠りそうになかった。


葵 「心優、ちょっと医局行ってきてもいいかな?
取りに行きたいものがあるんだけど、
すぐ戻ってくるから待ってて?」


そういうが心優はぎゅっと抱きついたまま離さない。


葵 「じゃあ、一緒に行こっか」


そう言って心優を抱き上げる。


そのまま医局に向かう。


亮 「あ、心優ちゃん!」


中島 「あ!」


亮と中島が声をかける。


中島 「心優ちゃん、おはよう」


心優 「……」


葵 「ははっ、ごめん、今ちょっと熱のせいもあってご機嫌斜めなの。」



中島 「そ、そうなんですね。」


看「あ!葵先生!今、りさちゃんが発作起こしてて葵先生の名前呼んでるみたいなんですけど、行ってもらえませんか?」


葵 「え、そうなの?

わかった今行く」



葵 「心優ごめん、ちょっと行かなきゃいけなくなっちゃったから待ってて欲しい。」



そう言うと寂しそうな表情をうかべながら

葵を見つめる心優は小さく頷いた。



亮 「よし、じゃあ一緒に待ってようね」



そう言って心優を抱き上げて、医局のソファーに座らせた。



葵 「すぐ戻ってくるからね」


そう言い残し、走っていった。