青空の下で

心優 「んー、葵っ!くるしーよ!」


葵 「あ、ごめんっ!」


そう言ってはっと心優を離す。


葵 「よし、んじゃあ1回診察させて?」


心優 「え?やだよっ!」


葵 「だーめっ!じゃあ今から病院戻る?」


心優 「それもやだっ!」


葵 「じゃあ頑張るよ!」


そう言って心優を抱き上げ葵がベッドに座り跨らせるように葵の上に座らせる。


体温計をさっと挟み、腕を抑える。


心優 「んー、熱なんてないー」


葵 「わかったから、じっとしな」


ピピピッピピピッ

葵 「ん、36.8℃、いーね。
んじゃ服まくって?」


葵は聴診器をつける。


心優の服をまくる。


心優 「やだっ!」


葵は気にせず聴診器を服の中に滑り込ませた。


心優 「んーん!」


もぞもぞと体を動かす心優。


葵 「じっと!

すぐ終わるんだから、ちょっと我慢だよ!」


そう言って音を聞き取るのに集中する。


若干雑音が聞こえるのが気になった。


葵 「心優、今苦しい?」


心優 「ん?苦しくない」


葵 「そ?ちょっと喘鳴聞こえるからおとなしくしておくんだよ?」


心優 「はーい」