青空の下で

葵 「人の女に手ぇ出すんじゃねぇーよ!」


そう言って心優を姫抱きにし


その場から離れた。


葵とは思えない発言に普段なら何かしら言ってくるだろう心優も



まだ泣き叫び続けている。


葵 「心優?もう大丈夫だよ?」


そう言って鞄から安定剤を取り出す。


葵 「心優?お薬入れるからチクッとするよ」


そう声をかけ注射を打つ。



心優 「ゴホゴホッヒューゲホゲホゲホッヒュー」


喘息も出てしまったようだ。



葵 「心優?大丈夫だよー、これ吸えるかなー?」


優しく声をかけながら


心優の吸うタイミングで吸入器を使う。



心優 「あ、おい先生グスッヒックヒック」



葵 「うん、心優、怖かったね。

でももう大丈夫だからね」



そう言って心優を抱きしめた。



だんだんと落ち着いてきた心優は


薬のせいで、眠りについたようだ。



とりあえず車に戻ろうと


心優を抱え荷物を持つ。



心優が抱えていた特大のぬいぐるみが


今は大きすぎて運ぶのが大変。



車に付き助手席に心優を乗せる。


荷物を後ろに積み


葵も運転席に乗る。